『カラー版妖怪画談』水木しげる
カラー版 妖怪画談 (岩波新書) | |
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目次
1.奇妙なものみてある記
2.出会った妖怪たち
3.妖怪の有名人たち
4.幽霊・付喪神のたぐい
奇想を楽しむ日々
1章は神社などでも特異なものをイラストで紹介。
2章以降が妖怪辞典のようなつくりになっている。
水木しげるは言わずとしれた大作家であり、ゲゲゲの鬼太郎は識らぬ者は日本には居ないだろう。
その水木しげるの本なので期待していたのだが、ちょっと今ひとつだった。
まあ岩波新書なのに総カラーイラストなのを褒めるべきなのかもしれないが。
1章は中途半端だなあ。
2章以降もページが限られていてもったいない感じ。
もっとディープな話を求めていたのだけれど。
巻末に参考文献リストがあるのはうれしいところ。
もっともどれが手にはいるか分かったものではないが。
表紙で鬼太郎と子泣きじじいが将棋を指している。
なかなかの腕前とみた。
2005.12.6 記