『一億三千万人のための小説教室』高橋源一郎

小説なんてそんなに小難しいものじゃないからと勇気づけてくれる本、と言えばいいのだろうか。 気楽な口語体で書いてあり親しみやすい。 内容は小説を書く前に充分思いを膨らませなさいとか人まねをしなさいとかそんなもの。 はっきり言って書いた事がある人なら誰でも言いそうなことである。 結局こんなものを読んでいる暇があるならさっさと書いた方がよっぽど実があるだろう。

2005.7.10記